Honda CR110 カブレーシング(右)と CR93 ベンリィレーシング(左)
(共に少量生産の公道走行が可能な市販ロードレーサー)
・CR110 カブレーシング
'62年の発売で「カブ」と言いつつも、エンジンは全く別物の空冷4スト・カムギアトレーンDOHC4バルブ単気筒50cc、最高出力7ps。
画像車は初期型で5速ミッション('90年代のドリーム50のモデルとなったロングタンクで公道走行不可の後期型は8速)
価格はカブと同じエンジンの↓スポーツカブC110が5.8万円だった当時、CR110は17万円で、初期型の生産数は49台とか。
http://bbs77.meiwasuisan.com/img/thought/13739629250126.jp... ・CR93 ベンリィレーシング
発売年も同じ4スト・カムギアトレーンDOHC4バルブながら、こちらは2気筒の125ccで最高出力16.5ps。
前輪200φ大径ドラムブレーキ・乾式クラッチなどレーサーそのものに保安部品を装着したと言っても過言ではないモデルで、
価格は同じ125で高価だったCB92(
>>392)が15.5万円の当時、ほぼ倍の30万円(7年後のCBナナハンK0は38.5万円)。
総生産台数は約250台ながら、ほとんど海外に出ており日本では希少。数年前に1000万円以上で取引されていたという話も。
CR93は不明だが、CR110のオーナー氏はかなりのベテランで、見た感じ70歳くらいの貫録ある御大。
「元箱根から大観山まで、CR110の最も苦手とする登りが待っていた。
結論としてパワーバンドを外さなければ、このCR110でも箱根の山は登れる。
着くともうヘトヘトだったが、富士山を背景に写真も撮れ最高の気分になった」・・・との事。
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