原付衰退の一番大きな原因はラインナップ、選択肢の急激な減少でしょう
原付と言ってもスポーツタイプのミッション車の話ね
元々、バイクブームの衰えと共にジワジワと減っていた原付スポーツ車だったけど
バイク全体のトレンドがスポーツ走行を前提とした走りの性能を求めた車種から
オシャレさや見た目の良さを重視する車種へと変化していった
そこへ来て免許改正で大型バイクブームとなりメーカーは特需の大型を売るのに
必死になり、有力な販売店も原付など目もくれなくなり店頭に利益率の高い大型を並べた
更に2st規制でメーカーは既存の2st原付車を新たに規制に対応させるよりも絶版にした
これで何十年とバイクの世界の入り口に立った少年達の最初のパートナーになっていた
原付の名車達があっという間に姿を消してしまった
今、少年達が原付を選ぼうと思っても実用重視のスクーターか大人が多額の費用をかけて
改造することが前提のような車種が僅かにあるだけ
これでは若い人がバイクに接する切欠さえ、なかなか無い
俺は今の国内バイク業界の衰退は大型特需に浮かれてバイクの入り口になる原付を蔑ろに
したメーカーと販売店の自業自得だと思ってる
いきなり教習所に通って高額なバイクを買える若者がどれだけいると思っているのか?
大型ブーム、リターンライダーブームで大型に乗っている中高年があと何年、バイクに乗り続けていられるのか?
メーカーは早々に若い人向けに低価格、ぼちぼちの性能、かっこいい見た目の原付を売り出すべき!
125cc免許取得の緩和が最も効果的だとは思うけどね
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