リトルホンダ P25(その2)
P25に感じる個人的な萌えポイントがエンジンユニットで、ドラムブレーキと一体構造になっているところ
右上2枚が車体(ホイール)から外したエンジンで、通常のクランクケースからドラムのパネルが生えてる感じ
パネルの内側にはクランクケースの右カバーやブレーキシュー、外側に左ケースカバーが付く
写真では見えないが、ヘッド及びボディシリンダー内部の右側にカムチェーンを配置
シート下の丸いエンブレムはエアクリーナーのエレメント交換用のフタで、キャブからのチューブがフレームに入りそこへ
キャブの外側に本来は左上青車の白い樹脂カバーが付く(女性のスカート対策?)
エンジンから出た排気は、タイヤの前を通し右クロームメッキの丸い湯たんぽみたいなマフラーへ
荷台と一体構造の燃料タンクを除けば、このユニット単体で動力系が完結してるのが面白いし、
鋳物による凝った造りがメカメカしく、機械式腕時計やスチームパンクっぽい
他機種には転用が利かないし、次代PC50はもっと普通に近くなるのなど、色々と合理性に乏しく
また重量バランスも欠いていたろうが
そのムダや未完成さこそが、現代では生まれ得ない魅惑的な光を放っているのかと
本ユニットのみで ↓ エンジンを回してる動画(途中で裏面にひっくり返す)
https://www.youtube.com/watch?v=zot0PDzSUh... >>138 DOHCの4バルブはスーパーシェルパと同じだったが、水冷のディグリーは車重が10kg(対セロー比で13kg)重いなど
ややロードユース寄りでしたね
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