台風10号から遠く離れていたものの30日は記録的な大雨で土砂崩れなどが
相次いだ神奈川県内では各地で土砂の撤去作業などが行われています。
30日、大雨の影響で国道のトンネル付近の斜面が崩落した伊勢原市では、
31日も土砂の撤去作業が行われていますが、横浜国道事務所によります
と、復旧には相当な期間がかかる見込みだということです。
住宅街でも復旧作業が続いています。
近隣住民「『崩れるよー!』と声をかけた。そしたら一気にダァーっと崩れて
しまった。(土砂崩れで)排水が使えないので、生活用水、何もできない」
県内ではこれまでに平塚市や湯河原町などであわせて60件を超える土砂崩れが県に
報告されているということです。また、秦野市の小田急小田原線・東海大学前駅と
秦野駅間で線路の盛り土が流出した現場では、31日朝から復旧作業が行われました。
小田急電鉄によりますとこの区間を含む伊勢原・秦野間は31日も運転
見合わせが続き、再開のめどはたっていないということです。
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