「半熟の目玉焼き」って料理を真剣に考察すると2つの料理が
皿上に混在するのだが、焼けた白身と生だが温かい黄身を同じ
調味料で味付けするのは最初から無理があり過ぎる
まず「油で焼いた白身」だが、私には油が絡む料理全般には議論無く
ウスターソースが一番合うので「油で焼いた白身」はウスターを垂らすが
「蒸されて温まった黄身」は「出来る限り美味い醤油」を超える物は無い
ところがこれを同じ皿上で2者共演させるのは無理で、そこで黄身は
最初に真ん中を窪ませた飯に移し、醤油を垂らし溶岩状態にすれば
「飯を喰うための最高に美味しいクリーム」として機能し皿に残った
白身は焼けたフチの油っ気とウスターソースとの味の合致を楽しみ
ながら白身は洋食として味わい、飯はTKGとして2者がそれぞれ長所を
最大限発揮しつつ、かつお互いを全く邪魔しないので味の多様性が生じる
なお「火が通り過ぎた黄身」の目玉焼きは崩してマヨで和えるのが宜しいが
ここまでの「私にとって目玉焼きに合う調味料」は主食は飯が対象の場合だ
もし洋食スタイルで食べる場合は半熟黄身を皿上で潰しケチャップと和え
クリーム化させてカリカリ焦げ気味に焼いたパンに塗りながら食べてるが
白身は調味せずハム・ベーコンの塩味でタンパク質の美味さを直に楽しむ
どうであれ白身・黄身を同一の調味料で食べるのは美味しくありませんよ
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