「加賀丸いも」全国発送へ出荷式能美市

加賀地方の一部で生産されている強い粘りけのある山芋「加賀丸いも」を全国に発送する出荷式が能美市で開かれました。

能美市や小松市でブランド化されている「加賀丸いも」は、ソフトボールほどの大きさと強い粘りけが特徴の山芋で、年末年始の贈答用などとして親しまれています。
能美市にあるＪＡの施設では郵便局の「ふるさと小包」で各地に発送を始める出荷式が開かれました。
生産者を代表してＪＡ根上の吉岡康廣組合長は「ことしは猛暑でしたが、水の管理などを徹底して、よい品質に仕上がりました」とあいさつしました。
これにこたえて根上大浜郵便局の北村達也局長は「全国の人に心を込めて届け、『加賀丸いも』の販路をさらに拡大したい」と述べました。
式が終わるとさっそく商品が車に積み込まれ、各地に発送されました。
「ふるさと小包」は１０個から１２個入りの５キロの商品が６３００円、４個から５個入りの２キロの商品が３３００円で、１２月１５日まで注文を受け付けます。
出荷式のあと、吉岡組合長は「『加賀丸いも』は芳じゅんな香りがあるので、とろろ汁やだんご汁など色々な食べ方で多くの人に味わってほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20231120/302001...

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