釧路名物「かしわそば」ピンチ

釧路名物「かしわそば」ピンチ　鳥インフルで親鶏品薄　美唄焼き鳥も＜デジタル発＞
高病原性鳥インフルエンザの発生が、昨年秋から今年春にかけて、千歳市など全国各地で相次いだ影響が、釧路市など北海道東部で長く親しまれてきた「かしわそば」に及んでいます。使用する鶏肉を親鶏の肉に限り、つゆで煮た親鶏独特のコリッとした歯応えや、風味が魅力のそばですが、食肉用の北海道産親鶏が品薄になっているのです。親鶏の出荷までは生後１年前後かかるため、影響が長引く恐れがあります。
「味の深みは違うが、在庫がない以上、お客さんに事情を説明するしかない」。釧路市のそば店「城山東家」店主の石丸達郎さん（５４）は厳しい表情で話します。これまで１週間で３０キロ以上の北海道産親鶏を仕入れ、かしわそばを提供してきました。けれども、３月下旬から親鶏の仕入れ量が３割減少。使用する鶏肉のうち３割分、若鶏を加えるようになったのです。
　城山東家で使用している鶏肉を見せてもらいました。親鶏は赤身の色が濃く、脂の部分が黄みがかっています。若鶏の肉は親鶏より赤色が薄く、白っぽい印象です。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/84413...

返信する