>>25 だから、あのトリニトロン大革命18インチテレビ(というような世間の評判でしたから)、
このテレビを買った人は多かったはず。他社は既に20インチを主力としていましたからね、
トリニトロン方式以外の画面がなんだか薄暗いナショナルなんかのテレビに不満を持ってた人は、
迷わずトリニトロン最新18インチを買ったと思いますよ。我が家もそうだったから。
しかし電源部の電解コンデンサーに安物が使われているなんてことは、今となれば信じられないことです。
たぶん、相当多くの人たちに、トリニトロンは保証期間が過ぎた直後に画面が表示されない故障が出るという不幸がふりかかったはず。
ここから「ソニー・タイマー」の伝説が出来たと、私は確信します。
ああ、電子工学に詳しくない方に説明すると、電源部には交流を低ボルト(100V→12Vとか)に変換するトランスがあり、
単に低ボルトにしただけでは、交流時の波形の乱れが残るため、
波形を平滑にするために、電解コンデンサーを二個程度入れるという「お約束」が、あったんですよ。
この電解コンデンサーが1年強でパンクするようでは、まともな設計とは言えないですね。
たぶん、当時のソニーには、コストを下げる設計をした人が偉いという風潮があったのかもしれません(想像ですけど)。
だから大してコストに響くはずもない電解コンデンサーのコストをケチって、「ソニー・タイマー」という伝説を作ったんでしょうね。
当時は冗談ではなく、本当に「ソニー・タイマー」っていう現実があったんですよ。
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